M&Aにおける買収について

まいどおおきに!Rimpactの中西です。ご覧いただき誠にありがとうございます!

昨日に引き続きM&Aについてのご説明です!本日は、買収についてですが、買収には主に「株式譲渡」と「事業譲渡」があります。それぞれの違いをご説明いたします!

株式譲渡

株式譲渡は、親会社が対象会社の株式を取得することで、対象会社を傘下に入れる方法です。株式取得には、対象企業が上場企業である場合と非上場企業である場合がございます。

上場企業の場合

上場企業の場合は、市場で公開された株式を取得することになります。上場企業の株式は流動性が高く、株式市場での情報公開も義務付けられているためリスクが低いと言えます。また、上場企業の場合は、社員や投資家など多数の人が保有することが多いため、買収側の負担も軽減されます。

非上場企業の場合

非上場企業の場合は、内部情報が公開されていないため、リスクが高いと言えます。また、株式の取得手続きが複雑であるため、時間と費用が掛かることがあります。

事業譲渡

事業譲渡は、対象企業の事業を買収する方法です。買収することにより、対象企業の事業を自社製品やサービスと統合することで、競争優位性を獲得できます。また、M&Aによる事業拡大を目的としている場合は、事業譲渡が最も効果的な方法と言えます。

リスク

事業譲渡には、対象企業の債務や人員などの負荷を引き受けることになるため、リスクが高いと言えます。特に、事業譲渡前に適切なデューデリジェンスが行われていない場合、予期しない問題が発生することがあります。

まとめ

M&Aの買収には、株式譲渡と事業譲渡という2つの方法があります。株式譲渡の場合は、対象企業が上場企業であるか非上場企業であるかにより、リスクや負担が異なります。一方、事業譲渡の場合は、事業拡大を目的とする場合に最も効果的である反面、負荷が高くリスクがあることが特徴です。M&Aを行う際には、慎重な調査と検討が必要になります。

弊社では、M&Aのおけるリスクを最小限に防止するためのデューデリジェンス(企業の詳細な調査・分析)を行っております。実際に、簿外債務や取引条件の悪化などのリスクを顕在化したり、買収価格の大幅な減額に成功した事例も多数ございます!

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