この度の能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災された皆様が一日も早く元の生活が戻れるよう、そして、これ以上の被害が拡がらないことを心よりお祈り致します。
本日は、弊社のメイン事業である「事業承継支援」について改めてご説明させて頂きます。
事業承継は、中小企業の経営者が避けて通れない課題です。
後継者を育てたり、事業を譲渡したりする際には、さまざまな準備や手続きが必要です。
この記事では、埼玉県春日部市で事業承継を検討している方に向けて、事業承継の基礎知識や、春日部市で利用できる支援制度などについて解説します。
事業承継とは
事業承継とは、経営者が退職・死亡した場合に、後継者へ事業を引き継ぐことを指します。後継者には、経営者として事業を継続する責任と義務があります。
事業承継には、次の2つの方法があります。
- 親族内承継：親族や親族関係にある者へ事業を引き継ぐ方法
- 第三者承継：親族以外の者へ事業を引き継ぐ方法
事業承継の重要性
事業承継は、企業の存続や発展を左右する重要な課題です。
後継者がいないまま経営者が退職・死亡した場合、事業を継続することが難しくなります。
また、事業を廃業した場合、従業員の雇用や地域経済への影響も懸念されます。
事業承継を円滑に進めるためには、早い段階から準備を開始することが重要です。
事業承継の準備
事業承継の準備には、次の5つのステップがあります。
- 後継者選定
- 事業の評価
- 事業承継計画の策定
- 税務・法務の検討
- コミュニケーション
後継者選定
後継者選定は、事業承継の第一歩です。
後継者には、経営者としての資質や能力、事業に対する思いや、将来のビジョンも重要です。
後継者候補が複数いる場合は、話し合いやテストなどを通じて、適切な後継者を選定する必要があります。
また、最近増加しているのが後継者不足による廃業件数の増加です。
親族内や従業員内での後継者候補がいないために、やむを得ず廃業するケースが多発しております。
そういった問題を解決するためにも、後継者候補の探索も重要なプロセスとなります。
事業の評価
事業の評価は、事業承継の際に重要な要素となります。事業の評価には、次の2つの方法があります。
- 簿価評価：会社の資産や負債を帳簿上の金額で評価する方法
- 時価評価：会社の資産や負債を市場価値で評価する方法
事業の評価を行うことで、事業承継の際にいくらの譲渡価格を設定する必要があるか、適切な方法で事業を譲渡できるかなどを判断することができます。
事業計画の策定
事業計画の策定は、事業承継後の事業を成功させるために欠かせません。事業計画には、次の項目を盛り込む必要があります。
- 事業の目的
- 目標
- 戦略
- 計画
事業計画の策定を通じて、事業承継後の事業の方向性や、そのために必要な取り組みを明確にすることができます。
税務・法務の検討
事業承継には、さまざまな税金や法令が関係します。税務・法務の検討を怠ると、思わぬトラブルや損失につながる可能性があります。
税務・法務の検討は、税理士や弁護士などの専門家に依頼することをおすすめします。
コミュニケーション
事業承継は、経営者と後継者だけでなく、従業員や取引先など、さまざまなステークホルダーの理解と協力が必要なことです。
事業承継の計画やスケジュールなどを、ステークホルダーに十分に説明し、理解を得るように努めましょう。
埼玉県春日部市の事業承継支援制度
埼玉県春日部市では、事業承継を支援するさまざまな制度を用意しています。
- 事業承継・引継ぎ補助金
- 事業承継マッチング支援
- 事業承継支援セミナー
事業承継を検討している方は、これらの制度を活用することを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
事業承継は、企業の存続や発展のために重要な課題です。
円滑な事業承継を実現するためには、早い段階から準備を開始することが重要です。
このブログで紹介した内容を参考に、事業承継の準備を進めてみてはいかがでしょうか。
弊社では初回相談無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください(^^)
また、ご挨拶が遅れましたが、新年あけましておめでとうございます！
皆様により良いサービスや支援を提供できるよう、また、春日部市をビジネス先端都市にするというmissionを達成するため、昨年以上に精進してまいります。
本年度もよろしくお願い申し上げます。
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