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本日は、岸田首相より発表があった、経済対策により実現をおこなう、「新しい資本主義」についてお話しさせていただきます。
新しい資本主義とは何か?
新しい資本主義とは、第101代内閣総理大臣である岸田文雄が掲げた経済政策であります。
小泉内閣以降の新自由主義的な経済から脱却し、「成長と分配の好循環」や「コロナ後の新しい社会の開拓」を目指すとしています。
具体的には、以下の4つの柱から構成されます。
- 成長戦略:デジタル化、グリーン化、科学技術・イノベーション、人への投資、経済安全保障などの分野で、成長の原動力となる新産業や新ビジネスを創出する。
- 分配戦略:成長の成果を国民に還元するため、賃金の上昇や、子育て・介護などの社会保障の拡充を図る。
- 規制改革:成長と分配の好循環を阻害する規制を抜本的に見直す。
- 官民連携:官と民が協力して、新しい資本主義を実現するための政策を推進する。
新しい資本主義の狙い
新しい資本主義の狙いは、以下の2つである。
- 成長と分配の好循環を実現する
従来の経済政策は、成長を重視するあまり、分配が十分に行われなかった。
その結果、格差が拡大し、社会の分断が進んだ。
新しい資本主義では、成長と分配の好循環を実現することで、国民一人ひとりが豊かさを実感できる社会を目指す。
- コロナ後の新しい社会の開拓をする
コロナ禍によって、社会や経済は大きく変化した。
新しい資本主義では、コロナ後の新しい社会の開拓を支援することで、日本を再び成長軌道に乗せる。
新しい資本主義の課題
新しい資本主義は、まだその具体的な内容が十分に明らかになっていないため、実現に向けては多くの課題が残されています。
その一つは、成長戦略の実現であります。
デジタル化やグリーン化などの分野では、世界各国が競争を繰り広げおり、日本がこれらの分野で競争力を維持・向上させるためには、官民が一体となって、長期的な視点に立った戦略を策定することが重要であります。
もう一つの課題は、分配戦略の実現であります。
賃金の上昇や、社会保障の拡充は、企業や国民の負担増につながるため、政府は、財源を確保するとともに、社会の合意形成を図ることが求められます。
新しい資本主義の展望
新しい資本主義は、日本経済を再び成長軌道に乗せるための重要な政策であります。
しかし、その実現に向けては、多くの課題を克服していく必要があり、今後、政府や企業、国民が一体となって、新しい資本主義の実現に向けて取り組んでいくことが求められます。
新しい資本主義の実現に向けた提言
新しい資本主義の実現に向けて、私個人の考えを申し上げたいと思います。
- 成長戦略の実現に向けては、官民が一体となって、長期的な視点に立った戦略を策定すること。また、デジタル化やグリーン化などの分野で、人材の育成や技術開発を支援すること。
- 分配戦略の実現に向けては、財源を確保するとともに、社会の合意形成を図ること。また、企業と労働者の賃金交渉を促進すること。
- 規制改革の推進に向けては、成長と分配の好循環を阻害する規制を抜本的に見直すこと。また、規制改革の成果を国民にわかりやすく説明していくこと。
- 官民連携の強化に向けては、政府と企業が、新しい資本主義の実現に向けて、目標や役割を明確にすること。また、官民が協力して、新しいビジネスやサービスを創出すること。
新しい資本主義の実現は、容易なことではございません。
しかし、国民一人ひとりが豊かさを実感できる社会を実現するためには、政府や企業、国民が一体となって、この課題に取り組んでいくことが重要であると考えます。
まとめ
新しい資本主義の推進により、更なる格差社会が生まれる懸念があります。
資産形成や収入の増加を行うためには最新の情報をいち早くキャッチし、その対応が求められます。
しかし、現実はそういった情報をキャッチする能力が低い方も残念ながら一定数いらっしゃいます。
そういった方は、まずは身近で情報感度の高い人と付き合い、様々なことに興味を持ち、勉強を始めてみてください。
それでもわからないことや、不明なことがございましたら、相談無料ですので弊社までお気軽にお問合せ頂ければと思います(^^)
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